― flexアイテムの折り返し

2023.09.30

flex-wrapとflex-flowについて

flex-wrapとは?

flex-wrapは、横並びにしたフレックスアイテムが親要素の幅を超える場合に、どのように折り返すかを指定するプロパティです。

flex-wrapの使い方

display:flex;を指定している親要素に記載します。

指定できる値

nowrap
フレックスアイテムを折り返さない(デフォルト値)

wrap
フレックスアイテムを次の行に折り返す

wrap-reverse
フレックスアイテムを前の行に折り返す

nowrapを指定した場合

nowrapイメージ

wrapを指定した場合

wrapイメージ

wrap-reverseを指定した場合

wrap-reverseイメージ

flex-flowとは?

フレックスアイテムの折り返しと並び方を一括指定できます。
flex-wrapとflex-directionをまとめて指定できるのがflex-flowプロパティです。

flex-directionで指定できる値

row
フレックスアイテムを左から右に配置します(デフォルト値)

row-reverse
フレックスアイテムを右から左に配置します

column
フレックスアイテムを上から下に配置します

column-reverse
フレックスアイテムを下から上に配置します

flex-flowの使い方

flex-flow: wrap row-reverse;を指定した場合、以下のような表示になります。(指定する順序は問われません。)

wrap(次の行に折り返す) row-reverse(右から左に配置する)

どちらか片方の値だけ指定することも可能です。例えば折り返しだけを指定するときは、flex-flow: wrap;のように記述します。

まとめ

flex-wrap、flex-flowを理解できれば、レスポンシブデザインで、より柔軟に変化・対応させることができます。